長い間、日本語のブログを書かなかった。
すっかり、英語で生活している証拠だ。
今年のカレンダーは祝日の後に週末が来るので、長い休暇を取っている人が多いようだが、私は正月開けに仕上げなくてはならない仕事が一杯あるので、休む事など考えていず、カレンダーもチェックしなかっだ。クリスマス前にようやく多くの人がクリスマスからお正月、4日まで仕事を休んでいるという事に気付いたのである。
息子の学校も五日からである。アメリカは元旦だけが休みなので、二日から学校、仕事が始まり正月を満喫出来ないが、今年は出来るというカレンダーなのに、今のところ正月の予定はない。
息子はクリスマスの晩から大晦日まで、大金持ちの友達のおじさんの別荘に出かけてしまった。悲しいかな。
ようやくガソリンやオイルが元の値に戻ったものの、値上がってしまった他のものは値が下がらない。インフレは庶民を苦しめている。
1920−30の世界恐慌以来といわれるこの不況の中でも、クリスマス、正月は来る。
何年アメリカに住んでも、正月が来るとなると、私なりの準備がいる。
年末に大掃除をしていると、”なぜ?”と聞いたアメリカ人は沢山いる。
”一年の埃を落とさないといい年が来ないから”
と答えると、
”じゃぁ、私にはいい年は来ないわね。このホリデーに掃除なんかしたくないし。”
と言う。
サンクスギビング、クリスマスは家族で過ごし、大晦日は友達とパーティというのがアメリカ人の通常の考え方。大晦日はどこで酔っぱらおうかと考えているのかもしれない。
Hoodie家のサンクスギビングは息子の父親の誕生日でもあったので、うちでターキーを焼いて過ごした。クリスマスイブも息子の父親がクリスマスディッシュを持参してうちに来て、プレゼントの交換、ゲームをして過ごした。
息子は父親の選んだプレゼントを有り難く受け取り、文句を言わなかった。
リクエストした高いプレゼントをメールで受け取るより、楽しく一緒に過ごした一日のほうが価値があると私は思う。
息子は13歳になるが、3人で過ごした家族のホリデーの中では、今年のこの二日間はいままでで一番楽しかったと私は思う。
息子の父親(前夫)の人生、私の人生、別々に生きて10年。楽しい日があると一杯ある嫌な思い出も自然と薄らぐ。悪くないなぁとスマイル。
Hoodie家のしきたりによって、クリスマスは起きてすぐパジャマを着たまま、プレゼントを開けなければいけない。うちのお犬様、チャウダーも一緒に。
そして、この二日間は”クリスマスストーリー”という映画を一日中,繰り返し、繰り返し見る。(ケーブルで毎年24時間、この映画を放映してくれる。)
この映画の中で、彼らのクリスマスターキーは野良犬に食べられてしまい、チャイニーズレストランに行って北京ダックを食べる。
今年は私たちも映画のように、チャイニーズレストラン "北京ダックハウス” に行って、北京ダックを頂いた!
この映画は実に面白い!何回見ても面白い!見たこのない人は絶対見てください!
A Christmas Story (1983)
息子の小さい頃は、わざわざ違う包装紙でプレゼントをラッピングして、クッキーとミルクをサンタ様のためにおいて寝たものだが、もうそんな工作をしなくていいのは楽である。しかも息子も欲しい物がもらえるし、私もがっかりした息子の顔を見ずにすむ。
子供の成長とともにサンタはファンタジーから合理主義になる。
このところ、私は大晦日をパーティで過ごせない、そんな気分ではないという年を3年ほど送っている。
いずれ、またパーティ気分になるのを期待したいところだ。
31日、大晦日にHoodie家はスキーから戻り、日本のスーパーに行って、正月料理を確保する。
年越しそばを食べる。
タイムズスクエアのカウントダウンを待って、シャンペン!
A Happy New Year, then hug and kisses!
これがHoodie家のしきたり。
私たちより14時間早く、年が明ける日本です。
皆様、良いお年をお迎えください。