元気を出そう。

暑い暑い夏が過ぎ、大好きな秋になり、そして待望の冬がくる。
今年の夏は例年にない湿気のある暑い夏でエアコンなしでは暮らせなかった。

人生の中で、時が止まってしまう時がある。それがこの夏だったような気がする。

日本に帰らなかったにはいろいろ理由があったが、そのうちの１つは，お風呂場を直す事だった。家を買った当初から風呂場は新しくする必要があったが、万が一，母が一緒に住むかも知れない、家を改造するかもしれないなどと思っているうちに１０年が経ち，母が亡くなり，私の人生も変化があり、予定は予定で終わってしまった。
人に来てもらうのも恥ずかしい風呂場となった今，いかなる理由があっても、新しくしないといけない状態だった。

どこに頼むか？これが大変難しい決断だった。

１０年前に頼もうと思っていたお店が，あの時は時間がなく他に頼んでしまった事から，もう一度トライしてみようと思って頼んだ近所のお店。

８月中にしてしまいたかった工事が９月になった。
プロフェッショナルの仕事だと信じて契約したのに，やってきたのはアマチュアのメキシカンで言葉もまともに通じない上に、柄合わせも出来ない人で，２度もやり直しても正しく出来ないので、解雇してもらった。そのお詫びに好きなタイルを店で選んでいいといった。
私が選んだのは柄合わせのいらないデザイン，それがこの大理石だった。
店のオーナーはノーと言わなかった。私がすべてをカメラに納めていたからかもしれないが。
一週間で終わるはずの工事が３週間になり，お金を払った次の日にその後もシャワードアから水が漏れがひどくなり，窓のタイルのセメントがまたひびが入り，水が壁に浸透してタイルがういてきた。これは文句を言って直した後の事である。
ショックで夜中に銀行に電話し，支払った小切手を止めてもらった程である。
そのため血相を変えて次の日の朝にオーナーは駆け込んできた。
今まで，全額払った後にいい仕事をした業者にあった事がないから止めたのだと説明した。
すると、次の日には違う業者を入れて，窓のところに大理石を置いてタイルに水が直接かからないように修正した。
彼には悪いが全額払うまでに、後、数日欲しい。こう問題ごとが次々起こると、地下に水が漏れないか試したいところである。

夏にやってしまいたかったのは，平屋のうちの家にはお風呂とシャワーが同じ場所にあり，一カ所にしかないため、台所からホースでお湯を引いて外に仮設のシャワーでしのごうと思ったからである。この仮設のシャワーは思ったより快適だったが工事がのびて、９月に入って涼しくなったため，温度の調節がうまくいかないと寒かった。
その上，一度終わったと思った工事も，水漏れでまた２日間程，外でシャワーを浴びなくてはならなくなった。また，仮設シャワーを作るのは面倒だったが、せめてものラッキーは，この二日間は晴れて，インディアンサマーで夏のように暑かった。

新しくなったお風呂が少々、問題があっても，（証明がセンターではない）それは払う金額に対して正当な仕事いう事で交渉はするが、あのひどい風呂場の事を考えると何十倍も快適な風呂場である。
息子も私も，もう過去の風呂場を思い出しもしない。

友達が風呂場をやり直したとき，その３週間後に台所に水が漏れてきて、壁を取り除いても原因が分からず，新しい風呂場から水漏れを修復するのに６ヶ月かかったと言っていた。
私も彼女のようにいつか笑って話しが出来る時が来るかもしれない。

コンピューターソフトの家庭教師は３回目の講習あたりから、会社をクビになるかもしれないから，リクルートに行くから今週は無理。その次の週は前置きもなくカリフォルニアにバケーションだのと，分けの分からない事を言って講習をキャンセル。そのうちに私のお風呂場の工事も始まるので、スカイプで講習出来ないかと言っているのにいつまでたってもする気がないので辞めてもらうことにした。いい子を見つけたと喜んでいただけに、残念だったなぁと思う。

新しい人間に出会って，仕事を頼んでやっていくのは本当に難しいなぁとつくづく思う。
家はまだまだ補修が必要で，頼んだ新しいガレージドアを待っている。
ガレージを変えてもらうとき、ガレージを片付けなくてはならない，その時に、仕事場の配置換えもしたい。

現在，私はする事が溜まりすぎて正しく物事を考えられないのは問題だが、無理をせずに，元気を出していこうと思う。
悪く思える状況も考え方や姿勢で好転すると思う。
チャージなしで大理石になったんだから良かったじゃないかという人も居る。
確かにお風呂場に入ると床がキラキラしているので、家の価値は上がったかもしれないなあとは思う。