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2010年5月12日水曜日

ヘルパーの確保。

縫子探しは無事完了した。
一番最初に連絡があったチャイニーズのリサと仕事をする事はきめていたものの、12人にテスト縫いをしてもらった。私の指示に従って作ってきて合格点を貰えたのは4人。リサを入れると5人。そのうちの一人は私の指示は無視して自分流にしてしまった部分もあったが、それはその方法でも商品の価値が落ちなかったため受け入れたが、理解力に不信があるので、仕事の依頼は出来ないかもしれない。
ある一人は強いアクセントがあって聞き取りにくい難点があるが、彼女が一番私の指示に忠実で、手も早いようだったし、ちゃんと糸も生地にあった色で縫ってきた。こういった基本的な事が出来ない人が多い。
彼女には見本がしっかりしていたら、仕事を出せると思う。
もう一人は小さなオーダーは受けない50個以上と言ってきた。私の場合、色々な商品を手がけるので、1つのデザインで50個以上にはおそらくならない。
しかも、この彼女はインストラクションを理解する前に、私が間違っているとメールしてきたし、結果のエプロンは商品として80点だった。仕事に対する態度が好きになれなかった。
もう一人は一番最後に連絡してきた人だが、彼女はハンドメイドというところに興味を持って連絡してきた人で、そこそこマニュファクチャーの業界のことにもくわしいので、サンプル作りのヘルパーとしてキープすることにした。
チャイニーズのリサは商品を作ってくれるにはパーフェクトな人だった。
しかもNYのど真ん中というロケーションがいい。この辺りで縫い物関係の必要な物は全て手に入る。私のライセンスの会社もここから10分なのだから、2件を一日に済ませれる。
私の持っていったサンプルが私のよりもいいできで仕上がっているのは嬉しい。
私の至らない縫い方のインストラクションを見事にプロの仕上げにしてくれる。
商品の仕上がりは、奇麗でかなり質が高い。
すでに仕事を始めているのだが、問題がない。なによりコストを考慮して作り方などの提案をしてくれるところに魅力がある。私と仕事をしたいのは、パズルをしているみたいで楽しいし、私の生地のデザインも好きだと言ってくれるし、休みの日に届けなくならない時は自宅に届けてくれるとまで言ってくれる。
結果的には12人に送ったテスト縫いは無駄であったと云えば無駄であったが、経験としてこれはお勉強になった。
テクニックや仕上がりも大事だが、一番大事なのは性格やコミュニケーション。メールをチェックしない人は困る。理解力のない人も困る。質問しないで勝手に 自分流に仕上げる人も困る。こう言った性格的な事や仕事に対する姿勢を入れると、仕事ができる相手を25人中で2人見つけたのは有り難い。
新しいデザインがなかなか手に入らず、その理由は色校のオッケーをなかなか出せなかった事。しかも韓国での生地の在庫が足らなくなっていて、業界全体に遅れがでているらしい。
5/21−23のキルトマーケットに向けての商品作りがかなり遅れてしまった。
生地がないから頼むことも出来なかった。
しかし、この状況で今、2人を見つけてあるので、なんとかなるかもしれない。
何でも自分でやるには限界がある。かといって、私の思い通りのものを作ってくれる人に出会うのも難しい。

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